株式市場 stock market 2005 6 16

 最近、株式市場では、二極化が進んでいます。
短期売買の多い個人投資家は、小型株や材料株に集中し、
一般投資家は、配当利回りがよい銘柄に集中しているようです。
 特に、一部の電力会社の株価は、
「まるで、成長株かと思えるような右肩上がりのチャート」(日本経済新聞)
となっています。
 電力会社の株価には、県民性があるのでしょうか。
9501東京電力は、例年どおりの動きですが、
9506東北電力は、まるで成長株かと思えるような右肩上がりのチャートになっています。
9505北陸電力も、同じような動きです。
それから、9511沖縄電力も、似たような動きと言えるでしょう。
 電力会社の株は、だいたい地元の人が買うのでしょうから、
東北、北陸、沖縄は、配当利回りを気にする人が多いのでしょうか。
 さて、東京の人は、どうしているのでしょうか。
REIT(不動産投資信託)でしょうか。
しかし、REITも、以前に比べれば、配当利回りが、だいぶ低下しました。

REIT 2004 12 6
 前々から気になっていましたが、
さすがに、この辺で言わざるを得ないと思います。
 それは、REIT(不動産投資信託)のバブル状態のことです。
REITの日足チャートを見ると、それほど過熱しているように見えませんが、
これを、月足チャートにしてみると、バブルに見えるのです。
 株式市場は、1989年にバブル状態となりましたが、
その時の月足チャートと、今のREITの月足チャートが似ています。
いずれにせよ、REITは、月足チャートにおいて、警戒すべき形になっています。
(参考)
REITの証券コードは、8951から8964までの連番となっています。






































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